第六回ブラ研。テーマ〜焼き鳥
こんにちは、日常にある食事とワインのマリアージュを考えるブラ研。第六回の開催です。実はブラ研。は2015年2月時点で既に12回行われております。
が、記事がなかなか追いついておらずやっと半分の6回まで来ました!
ひとつひとつ真面目に書くとなかなか時間がかかるんですよね〜。
さて、
第六回のテーマとなったのは焼き鳥。
普段皆さんは、焼き鳥と言えばタレと塩のどちらを想像しますか?
企画の段階で僕らの中ではタレよりも塩で焼き鳥は食べるよ!という人たちが多かったので今回は塩を選択しましたが、タレバージョンでもやってみたいなとは個人的には思っています。
説明するまでもなく焼き鳥は、日本人のソウルフード!
居酒屋に行けば今や必ずあるメニューの一つではないでしょうか。
ということで、今回はブラ研。初の出張を敢行!
浜松で美味しい焼き鳥を出してくれるこちらのお店に、無理言ってワインを持ち込ませて頂きました!ありがとうございます。
■酉泰 別邸■
ワインに合わせるにあたって今回は焼き鳥を串盛りの7点コースにして頂き、一部位ごとに順番に合わせていきました。そう言う意味では、砂肝やせせり、ぼんじりなど含む油分が全く違う部位でも通して美味しくマリアージュするワインが評価されたのではないかと思います。
部位のリストは以下
・ハツ
・ささみ
・砂肝
・皮
・ぼんじり
・せせり
・ネギマ
焼き鳥の会なのに焼き鳥の写真がこれしかないと言う。。
ブラ研。スタート!
今回は人数も15人近く参加してくれたこともあり、ワインの数は11本となりました。。ふー飲んだ。
リストは以下の通り
1.ドメーヌ・カーネロス ヴィンテージ・ブリュット2009
2.イル・ラフォルジュ シャルドネ2012
3.ティレルズ シングルヴィンヤード スティーブンス・ハンターセミヨン2007
4.ジェイコブスクリーク『わ』
6.ソガ・ペール・エ・フィス ソーヴィニヨン・ブラン オルディネール2013
7.ヴィーニャ・レイダ・コステロ ピノノワール・レゼルバ2012
8.グレイス グリド甲州2013
9.ドメーヌ・マシャール・グラモン サヴィニ・レ・ボーヌ2007
10.トマ・モレ ブルゴーニュ・シャルドネ2011
今回の焼き鳥の味付けが塩ということもあり、泡、白、赤と様々なワインをチョイスして皆さん参加されていました!
その中でも全体的にバランスがよく、どの串にもうまく寄り添った栄えあるマリアージュ優勝者は「イルラフォルジュ シャルドネ2012」でした!!
このワインはフランスのラングドック・ルーション地方でシャルドネ種から作られます。生産者はジャンクロード・マス氏で「イル・ラフォルジュ」シリーズはマス家が栽培に関して厳しい条件を提示し契約した農家の葡萄から造られています。
この価格帯においてもボリューム感、果実味も十分あり値段的には上である他のブルゴーニュと比べても負けていませんでした。
マリアージュとしても素直に合うなぁと感じることができ、難しく考えずにワインの果実味と焼き鳥を合わせられたように感じました。
時に考えすぎるというのも良くないということですかね〜。。
日本のソーヴィニヨンブランや甲州なども素敵なチョイスではありましたが、焼き鳥のせせりやねぎまなどの油のボリューム感に少し負けていた感じはありました。
今回自分はオーストラリアのハンターヴァレーのセミヨンを選んだのですが、ワインが焼き鳥に少し勝ってしまっている印象がありました。
泡系ですと、カーネロスとアスティでマリアージュにおいて果たす役割が全然違うことが面白かったです。
カーネロスはどちらかと言えばすっきりと油を洗い流すような感じでしたが、アスティはドルチェ(甘口)だったこともあって、泡ですっきりというよりは油と甘さからくるワインの質感とを合わせるという感じでした。
赤は、悪くはないのですが、焼き鳥の塩との関連性がなくお互いに平行線を行っているようなイメージでした。
今回はきっちりとブラインドにすべく参加者さんがアイマスクの差し入れ!笑
とても楽しい会となりました。
真面目にやってますよ?ビールが見えるのは気のせいです。
真面目にね。。。笑