ワインと料理のおいしい方程式

ブラ研。というワインと料理のおいしいマリアージュを研究する会を主催しています。日々の食事に寄り添うワインを知名度、産地、価格、他人の評価によることなく自分達の鼻と舌で探ります。この場ではそこで得られたマリアージュ情報をシェアできたらと考えています。

第四回ブラ研。テーマ〜カレー

第四回ブラ研。のテーマはみんな大好きカレーライス!

本格的なインドカレーも美味しいですが、ここは家で作るならということで

オーソドックスなカレーが選択されました。

 

カレーの詳細は以下の通り

ルー:ディナーカレーとこくまろ(こくまろメインにディナーカレーをブレンド)

食材:鶏肉、じゃがいも、人参、たまねぎ

辛さ:中辛

家で日常的に食べられるであろう代表的な食材を使用しました。

出来上がりはこんな感じ。

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この日は地鶏の刺身の差し入れもあり食卓はとても豪華!

しかしマリアージュはあくまでカレー。それぞれのワインとの相性を探った後に美味しく頂きました!

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さて、カレーに合わせて各自が持ち寄ったワイン達は以下の通り

1.アッポローニオ・テラニョーロ ネグロ・アマーロ2007

2.ジャムシード ル・ブラン・プロンク2011

3.カッツェンコップ・シルヴァーナー ゾンメラッハ

4.ブランコットエステイト クラッシックピノ・ノワール2012

5.ハインリッヒ・フォルマー リースリング2011

6.フジクレール スパークリング濁りナイアガラ

7.コノスルレゼルバ ゲヴェルツトラミネール2012

8.リディオ・カラーロ フェイス ティントセコ2012

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参加した方が写真を加工してくれていたので、順番が分かりやすかったですねー。

数字の通りです。

見事1位に輝いたのが、イタリアはプーリア州のネグロアマーロ。

自身は今回オーストラリアのジャムシードでブレンドの白を持参したのですが、相性はネグロアマーロに軍配が上がりました。主催しているのになかなか一位になれません。笑

プーリア州と言えば、食材の宝庫として知られ肉、魚、野菜どれも豊富にありイタリアの魅力を詰め込んだような州です。

よく伺うイタリア料理のお店で前菜の盛り合わせをプーリアの家庭的な料理として出してもらうのですが、野菜の味わいも濃くどの料理もとても魅力的。

そんな素晴らしい大地で育ったネグロアマーロで作られたワインは果実味とタンニンのバランスがよく、カレーのルーとの相性も抜群!

白では、リースリングシルヴァーナー、ゲヴェルツあたりの選択が多かったです。

ピノだと果実味が少し足りなくてワインが負ける印象。

 

ブラ研。では、カレーにはネグロアマーロを推奨します!