ワインと料理のおいしい方程式

ブラ研。というワインと料理のおいしいマリアージュを研究する会を主催しています。日々の食事に寄り添うワインを知名度、産地、価格、他人の評価によることなく自分達の鼻と舌で探ります。この場ではそこで得られたマリアージュ情報をシェアできたらと考えています。

第五回ブラ研。テーマ〜キッシュ

第五回のテーマとなったのは、キッシュ!

正式名称はキッシュ・ロレーヌ。フランスはアルザス・ロレーヌ地方の郷土料理。

日本でもお馴染みの料理でオシャレなカフェやレストランで様々な具材で作られたキッシュをよく見かけますね!

その中でも、今回はオーソドックスな具材を選択し玉ねぎとベーコンにしてみました。

料理は参加メンバーの方にお願いしたのですがとっても美味しいキッシュでした!

キッシュと言えば、外はサクサクのパイで中はチーズ、クリームと具材のしっとりとした料理。どの食材が強いという訳でもなく、どういうワインを選べばいいのか難しいところ。。

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ブラックグラスでの乾杯!!!さー、ブラ研。スタートです。f:id:designcappuccino7:20150125141457j:plain

見た目も美しいキッシュ。。味わいも素晴らしかった。f:id:designcappuccino7:20150125141514j:plain

参加メンバーが働くお店で、自身のアイデアが採用され作られたピザ!差し入れで持ってきてくれました!美味しかった!

 

さて、参加者が持参したワインは以下の通り。

1.モンルイ・シュール・ロワール”レ・カボティヌ”2010 ルドウィックシャンソン

2.ブルゴーニュ・ブラン2012 ポール・ペルノ

3.バホンティージョ2012 ヒメネス・ランディ

4.ヴァン・ド・サヴォワ”レ・アビーム”2012 ドメーヌ・フィリップ・ラヴィエ

5.リースリンググランクリュ・フランクシュタイン2008 ドミニク・エ・

    ジュリアン・フレイ

6.リースリング2011 ドメーヌ・ディルレ・カデ 

7.アルザス2011 ドメーヌ・ディルレ・カデ

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今回はアルザス地方の郷土料理ということもありアルザスのワインを持参する方が多かったですね!それら全て相性としてはよく、それだけでも十分だとは思うのですが、そこはブラ研。全てブラインドでやるので必ずしもそれが優れているとは限りません。

結果として、一番のマリアージュ評価を得たのは4のヴァン・ド・サヴォワ”レ・アビーム”2012 ドメーヌ・フィリップ・ラヴィエ。

葡萄の品種はジャケール100%。サヴォワ地方のワインです。

面白いことにアルザス地方とサヴォワ地方は地理的にみてもドイツ、スイスの国境付近に位置し標高が高いことでも共通点があります。サヴォワチーズフォンデュで有名な地域ですから、同じチーズを使うキッシュとの相性も良かったのかも。

ただ、7.アルザス2011 ドメーヌ・ディルレ・カデの相性も個人的には素晴らしかったと思いました。ピノ・オーセロワ、シルヴァネール、ミュスカ、ゲヴュルツのブレンドですが、キッシュのような様々な具材を使った料理には色々な品種をブレンドしたワインは相乗するのではないかと思います。。

僕は、血迷って赤を持ってきて最下位となりましたが、ブレンドを意識したのはその為です。まぁ、ダメでしたけどね。笑

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勝利のエーーーックス!!??